宝満山へNO2

暖歩に神がかったものを感じた理由は、宝満山クラスの山は初めてなのにも関わらず登り方を知っていたからです!

前回の記事



山道というのは、平地と比べ一本調子で歩み進める事はできません。



坂道だからという単純なことではなく、その都度、足場や傾斜が変化するので、場面によって登る歩幅を狭めたり、傾斜が緩くなれば、少しスピードアップしたり、急傾斜等では歩幅を狭め、足場の安全を確認しながらジグザグ歩行して登ったりすることで無駄な体力の消耗を抑え、着実に1歩1歩進み続けていくわけです....


ジグザグ歩行に関しては足首の負担の軽減と、体力温存に繋がり山歩きを熟知した人達はよくこの方法で登り進めるのです。



かなりの急傾斜を真っ直ぐ進むような登り方では、直ぐにバテやすくなると共に、体力の消耗も急速に進みリタイアすることになり、最悪はそういった冷静さを欠いた
「力任せ」な行動が「遭難」に繋がるんです。

何も、道が解らなくなった、迷った、、
それだけが遭難の原因ではないんです....



そういった事は特に犬達には教え難い事なのですが、もう何年も山に登り続けている立派な登山家のようにジグザグ歩行は勿論、体力の消耗を抑えるよう一切無駄な動きなく登り進めていく暖歩とサニー!

そういった動作を見ながらふと思い出したのが「狼と暮らした男~ショーンエリス」という著書
※実際に山の奥底に踏み入り自然の狼の群れと共に2年間寝食を共にした人物。



その本の一説に軍隊の話があり、軍隊が行軍する際、例えば10人で列をなし歩み進める時、必ず先頭を順繰りにローテーションしながら進むらしいのですが、何故そのような方法をとるのかというと、隊員全員がほぼ同じ体力を温存し目的を無事に遂行するためなのです。

そうした方法をとらないと先頭一人が体力を早くに消耗し進むスピードも判断力も低下し、その上完全にダウンしてしまえば隊全体の足を引っ張り様々なトラブルへと繋がるからなのです。



遥か昔に、こうした知恵を誰から得ることができたのか....

それはインディアンであり、そのインディアン達は狼の群れから知恵を授かったのだと.....

そんな事を思いだし、犬達の潜在能力が成せる業なんだと実感。。
そして、やっぱり私達より遥かに、この「自然」というものに近い存在であり生き物なのだとつくづく思いました。



少し間隔のある岩場から向こう側へ跳び移る箇所でも、私達の様子をしっかり観察し、一呼吸おいたら何一つ臆する事も躊躇する事もなく、先に渡った私達の元へ跳び移ってきた暖歩!

山岳の厳しさを悠然と生き抜く力強さと、その「血、魂」を見せられた思いがして、もう驚き通り越して鳥肌がたつほど感動しました...(*≧∀≦*)!!



そんな感動的瞬間と皆の呼吸がひとつになる感覚に喜びを感じながら登り進めること約2時間....

とうとう、山頂目前最後に待ち受けるこの難関をどう乗りきるか数日前から考えシュミレーションしていた私達...

そうです、、犬達にとって厳しい梯子!

サニーはもう随分と経験しているので、こちらが少し促し行く先を示してやれば、持ち前の瞬発力で軽快にかけ上がったり、それが不可能な足場ではロープやハーネスを使い上下から二人で協力して引き揚げているわけです....

そうした状況の時、引き揚げられた空中でパニックになり恐怖心から体をジタバタさせようものなら犬共々完全にアウトです......

そんな信頼関係を試される究極のアクティビティー...サニー20㌔~暖歩50㌔....

しかし、弱気な精神は即座に犬に伝わり更に悪循環を生む事を知っている私達は焦らず、慎重に、冷静に、、
そして何より自分自身が一番リラックスした状態で精神を統一しながら事を進めました。

暖歩に登山用ロープを外れないよう結びつけ、ジョーが梯子の上から引き揚げ私が下から押し上げました。



幸い梯子の横に木の根や、むき出しの山肌があったので、そのほんの少しのスペースを利用し着実に1歩1歩上がりました。

梯子の中間地点辺りで一瞬固まりかけたかと思ったものの、それは勘違いで暖歩は確実な足場を探し自らの力で先に上がらせたKちゃんの元へ必死にどうにか登ろうと足を踏ん張り、前足を伸ばし進もうとする仕草を見せたのです!

自ら登ろうというその「意思」を感じた瞬間こちらも力がみなぎり、絶妙なコンビネーションで無事に登りきることができました!



前回にも書いた犬達の内にある社会性、穏やかさ、従順さ…

言い尽くせないほどの崇高な気高さが彼等の中には備わっているのですが、こういった危険を共に伴うような瞬間、とてつもない「協調性」で犬自身が成し得れる最善のベストを尽くそうと驚くほどの力を発揮するんです!

この瞬間「今を生きる」それが犬という生き物なんです!



その喜びと共に宝満山山頂に到着~ッ!!
(*^-^)/U^ェ^U\(*^-^*)/U^ェ^U\(^-^*)



もう、、やり遂げられた嬉しさと言い表せないほどの感動で、何時になく満足感もひとしおでした....!((*≧∀≦*)











それから皆で素晴らしい秋晴の元、悠然と地上を見下ろしながら昼食をとり、記念撮影をし犬達を褒め、たっぷりの愛情を与えて暫くマタ~リした時を過ごし、こちらを後にしました♪(*´∀`)♪







降りも同じようジョーと私で暖歩を無事下ろし、何ひとつトラブルなく下山する事ができました!(*≧∀≦*)



こんな充実感と誇らしさをもらえ、素晴らしい時間を共有させてくれたKちゃん、暖歩に本当に感謝です!









そしてまた....少し私達の自信にも繋がった忘れられない登山になりました...(*´ω`*)
また犬達と究極の絆を深める旅に繰り出そうッ!v(`ゝω・´)☆





Let us share in joy and happiness!

今回のルート♪



にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村













この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

にほんブログ村に参加しています♪

にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村

最新コメント

[05/30 Arisa ]
[05/28 oldオードリー]
[04/17 Arisa]
[04/16 本宮 清]
[04/08 Arisa ]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
Arisa Jodai
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最古記事

P R