南アルプス鳳凰三山縦走記~2015’初夏(後編)

 

初日終わりの宿泊は薬師岳下の南御室小屋テント場だったのですが、そこの
スタッフさんから私たちは、この旅である程度気にしていた情報を早速仕入れる事になりました。



それはこの先のある山小屋管理者が、とりわけ犬連れ登山に関して厳しい意見を持っていて、そんな登山客を快く思っていないらしいという事です。

犬連れ登山の是非に関しては正直な話、この場で語り始めると軽く原稿用紙200枚は超えてしまうので、別の機会にとっておきます。

特に今回に限らず我々は山小屋商売のお世話になるわけでもないので、もし迂回ルートがあるならそちらを通って知らぬ存ぜぬという事でも良いのです。

なんといっても、「国立公園内は犬立ち入り禁止」などという条文が法規上どこかで明言されている訳ではありませんから…

それに環境破壊どうのこうのというのなら、貴重な国立公園の真っ只中に小屋を放っ建てて商いをし、100%は自分自身を守れない軽装備の登山者までその奥深くに招き寄せる行為の方が、どれほど自然を壊しているか明らかだと思いますから。

とにかくその場でのやり取りを一つだけご紹介しておきます。

愚痴はもうこれ一つっきりですw

当該山小屋の主人は、足早に行き過ぎる私たちの背中に向けて慌てて言いたいことを叫んでおられました。

「い、犬はダメです!…今の時期、雷鳥が卵を温めてたりしますから!etc…etc…


リードに繋がれた犬にびっくりして雷鳥が育児放棄でもしかねないのでしょうか……それはそれは随分デリケートな野生生物ですね……そんな様なら犬が入ってこなくとも、この先個体数の繁栄には希望が持てないでしょうね。

まぁそれもさておき、日本アルプスでこの数週間後に興味深いニュースが流れたのでご紹介しておきます。




というわけでこのややこしい山小屋をスルーしますと、いよいよ今回の旅の核心である鳳凰三山の峰稜線です。



まず最初に薬師岳(2780m)の山頂。







前夜の雷雨から一転して、快晴とはいえないけれど十分に抜けのある、心地良い空でした。当初予定していた北岳のバットレスを左手に望みながらの素晴らしい稜線歩きだけでも、今回の目的の9割は満足しました。



そして足取りも快調に、観音岳(2840m)、地蔵岳(2764m)とクリアー…最後の地蔵岳山頂には、人々が「オベリスク」と名付けた不思議な重なり方をした巨岩群があり、その姿は今回私たちの心に一番焼き付けられたシンボルとなりました。



そのオベリスクを前に暫く写真撮ったりゆったり休憩し砂滑りしながら楽しく駆け下り、色んな話をしながら降っていく途中、上ネムがサニーをまじまじと見て「瞳の輝きが違う…」と言ってくれたりしたことで、自分達を一歩引いて客観視させてもらえ、私達は本当に群れとして成長してきたんだなと感慨深い気持ちになりました。



とにかく…これまで私が知っている山々とは違い、何もかもスケールが巨大で、そんな大自然と一体化して群れで旅を出来たことは人生の宝物ですし、更なる自信にも繋がりました!



そして、一緒に同行する事になった未来豊かな友人2人もとても好感のもてる逞しく優しい若者で、サニーにも優しく接してくれ、今回の旅をより楽しいものにしてくれた事にも本当に感謝です。

またいつの日かこの素晴らしい大地へ、群れで舞い戻れる日を願って今を生きていこうと思います!

オマケ♪




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