されど!リーダーウォーク!


前回告知したリーダーウォークについての話です。

我が家では、毎日の散歩(走る、自転車、登山etc)においてリーダーウォークを徹底してます。

* リーダーウォーク (主導的歩行 )
飼い主の真横、もしくは少し後ろについて歩かせること。

とにかく私達のペース(早い遅い)に歩幅を合わせ、こちらが許可や指示を出さない限り、匂い嗅ぎ、排泄(マーキング)、左右前後に行くような勝手な行動を一切許しません。



これは、家を出る時に始まり、入る時、車に乗り込む、降りるetc. そういったことも全て私達の後ろに着かせます。



リーダーウォークのもとで早歩きのウォーキングをすると1時間で7.5キロくらい歩けるわけですが、リーダーウォークが出来ていなければそれほどの距離は稼げません。 



これまで「犬」というものを、あらゆる角度から勉強し、そういった上での確信の元に勝手な行動をさせないと私たちは決めたのです。





まず、犬という生き物は、狼の子孫であり、その血や性質を十分に受け継いだ、紛れもない同じ種族です。

狼は「群れ」をつくり順位をつけ、それぞれの役割をこなし、獲物を求め長距離を歩き、常に群れの統制と存続の為に長い旅をします。

その旅で指令を下すのはアルファの狼 (雄、雌ペアのリーダー)です。

リーダーが群れの頭脳なので、群れは完全に全てをリーダーに預け、従います。

そういった狼達の習性は犬にも確実に備わっているので、犬に好きなようにさせるということは、主導権を空け渡すことになり、状況をそのままシンプルに受けとる犬は自分がリーダーだと思い込むのは至極当前の現象になるわけです。

リーダーだと思い込んだ犬にいくら言葉で命令や指示したって聞くわけもなく、場合によっては、
「子分の分際で何言ってんだ!言うこと聞け!」
と言わんばかりに逆に威嚇し、止めて欲しい行為は更に悪化するわけです。



そして、もう1つここで重要視したい事はリーダーというものは、全ての責任を担った存在なので、猿山のボス猿も狼のリーダーも短命なのです。

それが何を意味しているか考えた時、しっかり犬を制止させられるだけの力と頭脳と行動をもってリーダーシップを持たないと、それは本当の意味での愛情とは言えないと思うのです。

つまり遊びにしろ訓練にしろ、完全に服従させ、完璧に支配した上で行わない限り突発的な出来事に見舞われた時、何も制御できないでしょう。

しかも、そんな時に思いがけない事故が引き起こされてしまうと思うのです。



服従や支配という言葉を使うと、猛烈にアレルギー反応をおこす人がいますが犬を「犬」として受け止めてあげ、服従させ支配する事が、精神的に穏やかな安らぎと安心感を与え、豊かで幸せな犬生を与える事になると確信しています。

服従、支配の観点を人間の目線や思考に当てはめて可哀想だの何だのと考えることは、実は犬側からすれば的外れの愛情にしかならず、思いもかけないズレが生じるかもしれません。

結果、常に犬に気を使わせる生活を強いることになると思うのです。



「犬」を犬としてみてあげるということに、無意識に拒否反応をおこす理由は可哀想と思うその思考からだと思うのですが、この「可哀想」という感情も犬達にとって悪影響なのです。

可哀想という一見優しげな感情は彼等からすると「弱々しいもの」としか写らないので、それによってこちらが子分に陥りかねません。

※この「可哀想」に関しての裏付けになる話はまた別の機会に詳しく記したいと思います。

哀れみのリスクとそこに潜むもの...

重ねて、犬の世界はシンプルに「支配するか、されるか」です。



玩具にしろ、食べ物にしろ、どんな状況であれ、場所、場面であれ支配されることにより、執着もなければ、支配欲によるトラブルも起こす必要がなくなるわけです。

なので、私達は可哀想なんて絶対に思わないし、同情しないことは勿論、怒りや悲しみ混乱...そんな一切の感情をのせずにサニーに接するように常に努力しています。

当然、超がつくほど喜怒哀楽が激しい私なんかは失敗したな....なんて思う事もしばしばありますが、そんなことを悔やむ事もまた悪い影響しか与えないと知っているので、直ぐに切り替えてポジティブにまた前進する日々です。



長くなりましたが、たかがリーダーウォークされどリーダーウォークで、一緒に歩く行為は凄く奥が深くて最も絆を強くする手段の1つなのです。

私の敬愛する犬の心理、行動学者であるシーザーミランも
“散歩で9割方の信頼関係は築ける" と提言しています。

要するに本当の意味でのリーダーウォークとはリーダーであることを犬に伝え知らしめる最もシンプルかつ深い意味合いを含んだ行為なのです。



そして、リーダーウォークという事に限らず日々、瞬間瞬間、朝も夜も、その積み重ねこそが全てを支配し、本当の意味で幸せにすることへと繋がっていくのだと思います。



訓練や躾...何であれ、ある「条件付き」でしかこちらの指示に従わせられないという事は、それは単なる「芸事」です。

たかが散歩と侮るなかれ!なのです。

参考~
シーザーミラン、犬学、犬の行動学、狼の群れと暮らした男等々より...


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