Cesar911 part 2 /シーザー・ミランの愛犬レスキュー2(その2)





今回放映の「シーザー・ミランの愛犬レスキュー2」は、過去放映されたシーザーの殆どの番組とほぼ同じものなのですが、大きく違うのは問題犬について依頼するのが飼い主本人ではなく、その問題行動によって被害を受けている人が依頼してくる…というスタイルに冒頭の趣向が変わった事です。


(始まるよ~♪)

本来なら被害を受ければ、その犬を通報するなり飼い主を訴えるなり、ネガティヴな対応が取りざたされることが多いと思うのですが、どの被害者も根本的には犬好きであり、その善意故、前向き且つポジティブにシーザーに依頼してくるというシーンは、その地域の犬社会だけではなく人間社会の善意が確信出来るような、新しい「シーザー流儀」の価値が見出されるようで、とても明るい気持ちになる番組構成なのです。

とはいえ、やはり犬の問題行動のほとんどすべては、人間(飼い主、又は被害者…)が持つ、ネガティブなエネルギー(情熱や意図の不在、自信のなさ、憐み…)による結果であって単純にそういう人間の定まらない内面を映し出した姿であることが、今までに比べ明確になっているように感じます。



というのも、問題の犬(問題は飼い主)をどうにかしなくては…と依頼するのは「他人」なので、いざ不意打ちでシーザーに会わせると、真剣に向き合うどころか疑いをもち、まるで曲芸師かマジシャンに対するような失礼極まりない要求をしてみたり…

「じゃあうちの犬が最も敵対心をもっているあの犬でも試してみなさいよ…どうせムリでしょ…(薄ら笑い…)」とでもいうような態度であったり…そんな、犬の飼い主である事以前の、人として疑ってしまうような人物が登場したりするわけです…


(こりゃヒドイですね…)


@@@@


事の重大さから目をそらし、気が狂ったように暴れる自分の犬の心理状態の苦しみを置き去りにしたまま、憐れむだけ憐んで、次の瞬間には涙を流し、このままでは離れ離れにされてしまうとか、処分するしか道はないのかと思うと心が引き裂かれるようで…辛くてしかたありません…
という自己憐憫に浸っている飼い主(これもまたおなじみなのですが)も登場します。

愛犬のために流しているようなその涙は、自分の所有物を失いかねない局面での「自分への涙」にしかどうやっても見えないのです…


@@@@


シーザーメソッドの基本は、どんな状況でも「1st運動、2nd規律、3rd愛情」であって、その上で最も重要になるカギは、飼い主が穏やかでリラックスし自信を持っている事…そして犬たちにもその気分を与えた上で、次の動作に移る事…

これが肝要なのは「ドッグ・ウィスパラー」時代から貫通する概念なのですが、それが少しでも上手くいかないとまた直ぐに自己憐憫へとループする…その繰り返し…というケースもやはり多くレポートされていました。
(※基本の他にも細かい作法はあります)


@@@@


今回のシーザーはこれらのケースに対して、今まで以上にスマートなやり方で対処していました。

例えば飼い主に習い事として「空手教室」を進めてみたり、またその趣味趣向を見抜いてアジ等、ゲーム性のある訓練を進めてみたり…また軍隊あがりのようなドッグトレーナーに委託し、遊びのない厳格な脚側歩行の訓練を体験させてみたり…


(四の五の言うな…!アリサがよく言うやつですね…)

このように、飼い主に対してしばしば直接的な指導を行っている姿は、長いシーザーファンであるわたくしからすると、彼の確信が深まっている様子が想像できました。


( ↑ Cesar''''s T-shirt = Pack of Leader)

とにかく基本をみるだけだと単純なようですが、単純な事を淡々と継続していく事は勿論、一旦形成しきった「自分自身」の内面を変える事は容易ではなく一番難しい事だと思います…

ですから「犬にリハビリを、飼い主には訓練を~」というフレーズは実のところ…

「犬にリハビリを、飼い主にはリハビリと訓練を~」という事に尽きるとわたしは思うのです…


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